屋久島地杉は気分を落ち着かせる要因のひとつになる成分が含まれており、
安眠・睡眠効率を高める効果があります。
他にも室内のダニなどの繁殖を抑制する働きもあります。
覚王山の家(Rカベの家)では、
内装材とダイニングテーブルでこの屋久島地杉を使用します。
年内には完成予定です。
どんな仕上りになるか、完成が楽しみです。
五藤久佳デザインオフィス 伊神
]]>そのため、西壁面には窓を設けなかったり、
塀で日差しを遮っているのをよく見かけます。
しかし西日は本当に暑いのでしょうか。
サイコロ状の家を使い各面の受熱量をはかると
一番多いのはなんと東面です。
続いて、上面(屋根) > 南面 > 西面 > 北面となります。
直接、日光が当たる面では西面は
一番暑くないという結果になります。
では、なぜ西日は暑いと思っているのか、
それは周囲の輻射熱(ふくしゃねつ)があるからです。
太陽からの熱量は低くても
あたためられた地面により気温が上がり、
あらゆる物の熱量が最大になるのが昼過ぎです。
その頃から西日になるので、
西日は暑いと感じていいるのです。
室内環境さえ上手に調整すれば、奇麗な夕日を眺められますよ。
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]]>先日、覚王山の家も植栽の打合せを行いました。
どんな植栽になるかお楽しみに。
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]]>熟成 : 成熟して十分なころあいに達すること。
「プリント合板」や「人造大理石」など、日本が高度成長期に入り、
大量生産、安価、品質にばらつきの少ない材料として
急速に普及した建材を「新建材」と呼びます。
これらは一旦、変化をし始めると
どんどん劣化していきます。
一方で無垢材や天然石などの天然素材は
長い時をかけて変化し、 熟成していきます。
<扶桑の家>
<安八の家>
<木全の家>
新建材はどこも同じように劣化してきますが、
天然素材は住む人のライフスタイルによって
熟成の仕方が異なります。
新建材に比べ、メンテナンスが必要ですが、
その仕方によって自分好みに熟成させることができます。
アルミサッシなども新建材です。
全てを新建材にするのではなく、
機能、コストを重視する部分(新建材)と
味を出す部分(天然素材)をうまく使い分け、
住む人の思い出(記憶)と共に、
大切な住まいを劣化ではなく
熟成させていきましょう。
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]]>ご両親が家を建てる際も打合せに参加されていたようです。
7年の時を経て今度はご自身の理想の家を建てる時が来ました。
私は7年前まだ社会人になる前でしたが
五藤は親子二代にわたり家づくりに携わるということになります。
やりたくてもなかなかできることでは無いですよね。
ご両親に自慢できる家になるよう頑張りたいと思います!
※東刈谷の家
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さとこまき調剤薬局でも
テーブルの天板や長椅子にベニヤを使い小口を見せています。
この小口のしましまを活かすベニヤもあります。
それがこちら。
ベニヤは薄い板の集まりですが、
色のついた板を間に挟む事で
奇麗なしましま模様が作られています。
幼稚園や学校の棚や机や椅子などに
使用すれば空間がカラフルになり、
学習が楽しくなると思います。
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]]>針葉樹は広葉樹に比べ軽くて柔らかく、肌触りの良さが特徴です。
杉や桧、パイン、アカマツなどが代表的です。
杉は柔らかく加工性も高く、昔から日本の床材として利用されてきました。
※扶桑の家:杉
桧は、日本を代表する木材で、特有の香りや光沢があり、
水にも強く耐久性もあることから床材の他浴槽などにも利用されています。
※三条の家改修:桧
パインは、節が多く特有の風合いがあり、床の他に壁などにも装飾として使われています。
※飛高町の家:レッドパイン
広葉樹の特徴は重く硬く強度があり、
傷が付きにくく収縮が比較的少ない事が挙げられます。
ナラは木目が美しく硬いことから
フローリング以外にも家具や洋酒の樽などに利用されています。
※安八の家:ナラ
ブナは、硬く粘りのある木材で構造材や家具としても使われています。
※社宮司の家:ブナ
メイプルは、キズや衝撃に強く、耐摩耗性にも優れています。
家具や楽器にも使われています。
※西蒲原の家:メープル
現在実施設計中の平和町の家の建築主さんは
針葉樹より広葉樹のフローリングが好みだそうです。
フローリングを選ぶのも家造りの楽しみの一つです。
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普段街中を歩いていると、南向き窓なのに
カーテンやレースがしてある家を沢山見かけます。
せっかくの庭が室内から見えず、
空間の広がりも感じられないのは、
もったいないような気がしますが、
それよりも、やはり他人の視線が気になるのでしょうか。
<扶桑の家>
<奥田の家>
<奥田の家>
先日テレビで、元空巣の人が話をしていましたが、
先ず狙うのは塀や木などで内側が見えない家と
カーテンが閉まっている家だそうです。
共通して言えるのは、どちらも人の目につかないという事です。
最大の防犯は人の視線です。
高い塀などで空だけを眺めるのではなく、
外を行き交う人や遠くの木や山や建物も一緒に
眺める事で奥行き(遠近感)を感じることができます。
ぜひカーテンやロールスクリーンを使うのは
日差しの強い時などや夜など、必要な時だけにして
普段は開けておきましょう。
おのずと室内もきれいになりますよ。
五藤久佳デザインオフィス 坪内
]]>リビングにいる際にちょっと横になりたい時、
お子さんがいる場合は子供の遊び場や昼寝スペースとして、
またはアイロンをかけたりする家事スペースとしてなど
様々な用途に利用できます。
和室や畳コーナーには厚さ15mmにスタイロ畳を採用しています。
フローリングと同じ厚みなので
下地の合板の上に畳を敷けばフラットの床にすることができます。
下地の高さを変えなくて良いので施工も簡単になります。
平和町の家でも2階のリビングに畳コーナーを設けますが
ここではフローリングとフラットではなく
フローリングの上に畳を敷く(置く)ことをお勧めしました。
好きな時に好きな場所を畳コーナーとして使ったり、
全面を畳にすることも可能なので
シーンに合わせて使い分けが出来ます。
住んでいくうちにお気に入りの畳コーナーが出来るかもしれませんね。
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]]>実施図面は60枚近く描くため、
かなりの集中力を必要とします。
休日も集中力と創造力を養うために
以前お話したカプラで訓練です。
バランス、積上げ順、デザインを考えながら、
集中力MAXで積んでいきます。
この施設のかたも「大人の本気をみた」と
写真を撮っていきました。
この後、5段ほど上に積んだところで
音と共に崩れました。
上にいけばいくほど手が震え、
その一枚がなかなか積めません。
もっともっと、集中力を養う必要が
ありそうです。
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