勾配天井の室内。

現在建築中の木全の家、愛西の家、瀬戸の家の
2階は全て勾配天井です。

この他にも扶桑の家、奥田の家、愛北の家なども
勾配天井となっています。

扶桑の家

奥田の家

愛北の家

勾配天井の空間はフラットな天井の空間に比べ広く感じます。

屋根と同じ勾配にすることで、屋根と天井との間に無駄な
空間がなく、建物全体の高さをおさえることができます。

もちろん断熱や通気をしっかり施工するため、
夏の暑さや雨の音なども気になりません。

勾配天井の子供室は、子供の成長に
良い影響を与えると言われています。

それは天井に勾配などの変化をつけると、
脳の思考回路が刺激され、 物事に対し
創意工夫するようになると言われているためです。

子供室は狭くて良いと希望される方が見えますが、
ちょっとした工夫で子供の成長は大きく変わります。

五藤久佳デザインオフィス 坪内

 

2階LDK

桜並木の家の特徴である2階のLDKについて
今までに眺望の良さや、
通行人が多いことから
人の声・視線を気にせず生活出来ることを
取り上げてきました。

この他にも2階LDKは構造上
大空間を造り易くなります。
桜並木の家は切妻屋根を採用し、
2階を勾配天井にしているので
より開放的な空間となります。
またロフトを設けスペースを有効活用しています。

2階に生活の基準階を設けることで、
周辺環境により適した住空間となっています。
L_16
イメージ:飛高の家(2階LDK+ロフト)

五藤久佳デザインオフィス 伊神

ハイサイド窓からの光。

奥田の家は、外壁の下地となる合板が張り終わり、
内部空間がよく分かるようになってきました。

4月27日のNo.10 夏でも室内を明るく。の中で、
暗くなりがちな夏の室内をハイサイド窓を設ける事で、
室内を明るくする話をしました。

実際はこちら。

室内全体が明るい事が良く分かります。

ハイサイド窓からの光が勾配天井で反射・拡散し、
暗くなる北側の床も適度に明るくなります。

明るすぎず、暗すぎない丁度良い光が、
「ほっ」とする暮らしをサポートしてくれます。

                      五藤久佳デザインオフィス 坪内