空き家。

総務省が5年に1度実施ている「住宅・土地統計調査」
2008年の調査では住宅総数5758万戸に対し、
空き家は756万戸。7~8戸に1戸が空き家です。

今後、増え続ける空き家をどのようにするかが
今問題となっていますが、先日実家に帰った時、
お隣の飛騨古川で面白い物を見つけました。

空き家の増加は全国的にみられ、
飛騨地方も例外ではありません。
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この建物も築150年の伝統木構造による農家型形式の住まいで、
近年、地元の老舗旅館が別館として改造しましたが、
今は、レンタルオフィスとして使われています。
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室内は、古民家独特の雰囲気が感じられ、
設備はインターネット、大型スクリーン、
複合機、プロジェクター、ホワイトボード、
シュレッター、会議室などかなり充実しています。

最大12人で借りる事が出来、
ここに滞在しながら仕事が出来るようになっています。

直ぐ近くにスキー場もあるため、
これからの時期には最適です。
(ゴルフ場は目の前です。)

このままいくと2040年には3戸に1戸が空き家になります。

これから、このレンタルオフィスのような
中古住宅が増えていくように国の支援を
充実させて欲しいものです。

                      五藤久佳デザインオフィス 坪内

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