家の作りやうは、夏をむねとすべし。

「家の作りやうは、夏をむねとすべし。
冬は、いかなる所にも住まる。
暑き比(ころ)わろき住居(すまひ)は、堪へ難き事なり」。
これは兼好法師の徒然草の一説です。

意味は、冬の寒さよりも夏の暑さの方が耐え難いので
夏の暮らしを基本として家を建てようということ。

しかしそれは、まだ断熱材が使われていなかった頃の話。

今は断熱材があります。

断熱材を十分に入れ、気密性を高めれば、
夏の暑さだけでなく、冬の寒さにも対応できます。


先日、木全の家へ伺った時、とても冷え込む日でしたが、
LDK(約25帖)の空間をエアコン1台で快適に生活されていました。

これも断熱材の効果です。

私の実家の寒さ対策もまずは床下の断熱材からですね。。。

五藤久佳デザインオフィス 坪内

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