リノベーションの見学に行ってきました!

先日団地のリノベーションの見学に行ってきました!
昭和53年と昭和62年に建てられた、
鉄筋コンクリート造のマンションの何戸かをリノベーションしたものです。
テーマは「壊しすぎず、作りすぎない」
ということで団地の良さを残しつつも、
きれいに生まれ変わるという印象でした。

生活のイメージがしやすいように家具を配置した部屋と
賃貸する際の状態の何も無い部屋の見学ができました。

元々あった扉は無くして柱や扉の枠をそのまま残してあり、
既設の素材を活かしてありました。
壁などは白い塗装を塗り直してありぱっと見きれいですが、
よく見ると所々にムラがあったり、
通常は見せない電気の配管が見えたりと気になるところはありましたが、
全体的に統一されていたのは良いと思いました。

シンプルなキッチンの造りや
キッチン上は既設の収納をそのまま利用して
塗装をしてあったりと色々と参考になるところもありました。

襖は強化段ボール製でした。
段ボールが立派な建具になっていたのにはびっくりです。

全体的にシンプルにまとめてあり、
見せるところ見せないところ、
そのまま使うところ使わないところ、
上手くメリハリを付けていました。
年月が経った物でも、
ちょっと手を加えれば生まれ変わりますね。
とても良い勉強になりました!

五藤久佳デザインオフィス 伊神

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