木造化・木質化。

先日、(公社)愛知県建築士事務所協会一宮支部の
40周年記念イベントが開催され、
講演会「大規模木造建築の兆し」を聴いてきました。

中でも私が関心を持ったのは、
名古屋市立大学 大学院芸術工学研究科 教授 鈴木賢一氏の
「教育施設の木造化・木質化」という講演です。
<新城市立黄柳川小学校>

私が通った保育園も平屋の木造でした。
床は板張りで、廊下を歩くと音がしたり、
 遊戯室も全てが木で裸足で走り回って
いたことを覚えています。

しかし、今子供の幼稚園へ行くと
床はコンクリートにカーペットで、
走り回る子供達が転ばないかヒヤヒヤします。

イベントで遊戯室に集まっても、この時期は
スリッパ無しではいられません。

やはり子供達が学び、成長する場は木造が一番。
・転んでも痛くない。
・色合いと香りと、優しい触り心地で心が落ち着く。
・温度、湿度を調整してくれるので過ごしやすい。
などなど良いことばかりです。

国も「公共建築物等木材利用促進法」によって、
学校の木造化・木質化を促進しています。

私たちにとっては懐かしい木造校舎。
でも今は、先進の木造校舎です。

五藤久佳デザインオフィス 坪内

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