この1本。

昨日、倉坂の家の建築主と木材の確認、選定を行いました。
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広い工場内を歩き化粧柱が置かれている場所へ向かいます。

室内に表しとなる、化粧の柱は特に時間をかけます。

節の少ない材、木目の綺麗な材、一本の柱でもどこからどこまでを
化粧として見せるか、材を幾度となくひっくり返したり、並び変えたりして選びます。
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そして数ある材の中からこれだという1本を選びます。

建築主も「楽しいね~」と柱選びを楽しんでいる様子でした。
家が出来上がれば、友達に「この柱、僕が選んだんだよ」
と自慢できます。
これも家づくりの醍醐味です。

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それにしても広い工場です。
柱、梁、土台、大引など部材毎に沢山の材料が高々と積まれています。

これだけの木が切られていると思うとちょっと考えさせられます。

五藤久佳デザインオフィス 坪内

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