耐震等級。

倉坂の家の表札を設置しました。
夜はほのかにひかり、外灯としての役割も担います。

植栽や移植した既存の木も順調に育っていて、
緑と板張りの外壁がとても良い雰囲気を出しています。
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さて、未だに余震の続く熊本地震。

ニュースでは倒壊した多くの建物が報道されていますが、
倒壊した多くが古い家で耐震基準が満たされていない
家ばかりです。

今回は震度7クラスが2度も起こるという
今までにない地震で、1回目の大きな地震に耐えても、
2回目の大きな地震で倒壊した家が数多くありました。

現在の耐震基準の耐震等級1(建築基準法)であれば
震度6強~7で倒壊、崩壊することは無いとされていますが
たて続けに2度も来ることは誰も予想していません。
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たとえ耐震等級3(等級1の1.5倍の地震力に耐える)
であったとしても、倒壊、崩壊を免れただけで、
住めなくなった家も沢山あったと思います。

いつ起こっても不思議ではない東海・東南海沖地震。
熊本のように震度7クラスが2回、3回と続くかもしれません。
新築における耐震等級3はいまや常識です。

耐震等級4や5ができるのも、もはや時間の問題でしょう。

五藤久佳デザインオフィス 坪内

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