木材の確認と選定。

木全の家は3月中旬の建前を控え、
建築主と木材の確認、選定を行いました。

室内に表しとなる、化粧の柱や梁は特に時間をかけます。

節の少ない材、木目の綺麗な材、一本の柱でもどこからどこまでを
化粧として見せるか、材を幾度となくひっくり返したり、並び変えたりして選びます。
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化粧の梁 表面に節が沢山あるため取替えです。

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東濃桧の柱 背割れが外に向かって開いているのは
乾燥した材を製材した証拠。管柱だけで130本使用。

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カットして化粧となる部分に節が出てこないか確認中。

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含水率チェック。20%以下と印字してあっても、材一本一本、
測る場所によって数値はバラバラ。20%を超える材は取替えです。

建ってしまえば見えなくなる材でも、
どこにどのような材が使われているのか実際に見て触れて、
木をよく知る木材業者の話を聞く事はとても良いことです。

数ある化粧材の中から、これだという1本を選び出す。
これも家づくりの醍醐味です。

                     五藤久佳デザインオフィス 坪内

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