外壁には種類が沢山ありますが、
それぞれメリット、デメリットがあり
どれにするか悩みます。
奥田の家 : モルタルに塗装
安八の家 : サイディングに塗装
桜並木の家 : 板金と板張り(縦張り)
愛西の家 : 板金とサイディングに塗装
南濃の家 : 板張り(縦張り)
道路寺の家 : 板張り(下見板張り)
機能性かデザインかコストか
どれを重視するかによって
材質、張り方が変わってきます。
サイディングの場合、
既製品の長さが3mのため、建物の真ん中に目地が入ります。
かといって特注の長さ(6m)にするとコストが上がります。
また、レンガ調や木目調などの張るだけのものは
数年後に割れなどが生じた場合、同じ物が廃番になっていたり
一枚を換えるのにとても大変な作業になります。
板金の場合、コストは比較的安価で、丈夫ですが
形状や使い方によっては建物全体の見た目が
大きく変わってきます。
板張りの場合、コストは他のより高めで、
経年変化で色が変わったり、割れや反りが生じます。
しかし、そんな場合でも取替が容易で、
何より建物の雰囲気はとても良くなります。
建築主自ら、それぞれの特徴をよく調べ、
どの外壁がマイホームに適しているか
一緒に検討、吟味していくことで、
より素敵な家になると思います。
五藤久佳デザインオフィス 坪内