墨会館の価値と見所

本日は「墨会館の価値と見所」のイベントでした。
午前は墨会館の見学会、
午後には青山学院大学教授鈴、明治村館長である鈴木博之氏の講演と
早稲田大学教授石山修武氏との対談を聴いてきました。

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鈴木氏の講演「丹下健三と50年代の建築」では、
写真で丹下健三氏の建築の特徴や
鈴木氏が今までに実際に足を運び見てきて感じたことなどを
聞くことが出来ました。
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また対談では墨会館の話の他にも
墨会館の設備設計を担当した川合健二氏の話など
たくさんの貴重なお話を聞くことが出来ました。

最後の質疑応答では、
建築関係ではない一般の方から
「今まで墨会館がそれほど貴重なものとは知りませんでした。
これからただ公民館として使われるだけでは勿体ないように思いますが、
どのように活用されるべきでしょうか。」
という質問に対して鈴木氏から、
「愛知県事務所協会の方々と意見を交換をする機会を設け、
良い活用方法を討論するのが良いと思います。」
と応えられていました。

身近にこのような貴重な建物が残され、
再活用されるだけでも良い事ですが、
墨会館の価値を残しつつ、
市民の方々にも有効的で価値のある
建物になっていけば良いなと感じました。

五藤久佳デザインオフィス 伊神

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