概算見積りと本見積り。

基本設計が固まり、
設計契約をして実施設計に入る前に、
予算取りのため、必ず概算見積りをとります。

図面は平面図、立面図、断面図、
仕上表しかありませんが、
坪単価で算出するのではなく、
工務店が各下請け業者に見積りを依頼し、
金額が算出されます。

概算見積りの時点で各業者は、
当方の今までの建築の納まりや仕様をもとに
積算するため実施設計後の本見積りでも
金額の大きなずれはありません。

しかし、実施設計中の仕様変更や建築主からの要望、
本見積り時の物価などによって、ずれが生じる事もあります。

本見積りでは60枚近くの詳細な図面から見積りをするので、
概算見積りより金額が上がりますが、
その分、何が含まれていて、何が含まれていないか、
よく分かるため、金額の調整もし易くなります。Exif_JPEG_PICTURE

                    五藤久佳デザインオフィス 坪内

コメントを残す