千秋の家は見積り調整中です。
見積りで気になるのが、木材の高騰です。
その要因として、
・円安で輸入材の値上がり。
・震災復興で建材需要が多い。
生コンも高騰・不足しているらしい。
・消費税アップを見越しての駆け込み需要。
などがあげられます。
日本は有数の木材輸入国ですが、
その輸入木材が高騰しています。
日本の国土のうち約7割が森林ですが、
木材自給率は約3割しかありません。
森を整備しないと、山崩れが起こりやすくなるだけでなく、
二酸化炭素の吸収能力も低下してしまいます。
輸入材に頼らず、国産の木材を使い森に手を入れる事は、
洪水や土砂災害の防止、そして二酸化炭素減少、
酸素の増加という点でもとても必要な事です。
これは国内産の木材の価格の推移です。
(社会法人 全日本木材市場連盟のHPより転載)
国産の木材も高くなってきていますが、
表をみると岐阜県産の木材は平均以下の価格です。
梁などはほとんどが輸入材ですが、
柱や土台ぐらいは国産ヒノキの無垢材を使いたいものです。
五藤久佳デザインオフィス 坪内